疲れが溜まってきたり不規則な生活が続いたりすると、朝起きて鏡を見た時になんとなく顔の印象が暗く冴えなく見えることがあります。
メイクもノリが悪く感じたり。
そんな時すぐにエステに行けたらいいんですけど、そんな時間はなく、もちろんお金の余裕も。
そこで私は、過去にエステに行った時のエステティシャンの手つきを良く思い出し、ネットなどで情報を集め、自分でできるフェイシャルマッサージを入浴中に行っています。
軽くシャワーを浴びてからメイクを落としたら、最初に手を石鹸で洗い、途中でもたびたびシャワーのお湯で洗います。
手には雑菌がたくさん付いているので、これを怠るとニキビの原因になったりします。
手を程よく温めておくことも、顔を触るときに血行を良くする効果があるそうです。
まずは顔全体を両手で包み込むように覆います。
そして顔の骨の上の肉を動かす感じでマッサージしていきます。
けして皮膚そのものを擦らないように、あくまで押えた部分の筋肉を動かすということに注意しながら行います。
次に両頬を抑えるように手を置き、こめかみから頬の肉を上下に動かします。
これにより三叉神経を刺激し、顔全体の血流を良くします。
次に両耳を手でつかみグルグルと優しく回すようにマッサージ。
そして手をピースの形にして下から耳を挟むようにして耳の回りをマッサージします。
耳周辺や、耳の後から後頭部にかけては筋肉が凝っているようで、これをやることにより首や肩の凝りも少し和らぎます。
次に鼻の横、頬の鼻に一番近いあたりをマッサージします。
ここの筋肉も日常話をしたりモノを食べたりするとき、また表情を作るときによく使われる筋肉で凝りやすくなっています。
ほうれい線が始まるのもこのあたり。
ここを人差し指、中指、薬指の三本で押え、クルクルと回していきます。
次に額。
先ほどの指三本に小指を加えた四本で両方向の中心部分から両手で押えクルクルと回し、少しずつこめかみのほうに移動させます。
そしてもう一度両頬、三叉神経のマッサージを行い、次に両手を耳の後に入れ、耳の後から鎖骨にかけて首のマッサージを行います。
最後に目の回りですが、目の回りは特に皮膚が薄く傷つきやすく、またシワにもなりやすいので、擦らないことに注意しながら行います。
手ももう一度よく洗ってから行います。
指三本を目の下、目の回りの骨のあたりを押え左右にやさしく動かします。
次にピースの手を作り眉を眉頭のあたりから挟むように押えます。
そして優しくクルクルと回しながら眉尻のほうに移動していきます。
全体に通してけして皮膚を擦らず、また強く押えすぎたり動かしすぎたりしないよう注意して行うことが重要です。
この一通りのマッサージを行うことにより翌日の顔色も良く、目元もすっきりとします。